こんにちは。
最近マッサージ師活動(?笑)を再開しためぐロンです。
めぐロンのロンは、論でもあるので、今日はマッサージ概論を話そうと思うよ!
自分で使うマッサージ機から、マッサージが行われている場所、受けられる場所など全般的にざっくり説明するよ!
もくじ
マッサージとは
おもに手を用いて直接体表面から一定の方式と方法により力学的刺激を加え、機械的あるいは反射的にさまざまな生体反応をおこし、身体の変調を整えて病気を治療したり健康を増進させる施術をいう。
簡単にいうと手でモミモミ!することですね。
日本では肘や指でモミモミしたり、諸外国では温めた石を使ったり油をつけてさすったりするなど、世界中でいろんな技術があります。
マッサージのいろいろ。指圧、整体、アロマ
マッサージと似ている言葉がいろいろあります。
例えば指圧、整体、アロマ、タイ古式、ストレッチ、筋膜リリース、ホットストーン、ヘッドスパ、骨盤矯正、などなど。
細かいことは置いといて、超ざっくり言うと
マッサージ=全般的な総称
と思ってもらって結構です。
ただし日本にはマッサージという言葉に法的な縛りがあって、通称「あはき法」という法律があります。この法律によってマッサージという言葉は日本国が定めるマッサージ免許を持ってない人は言っちゃダメな空気になっていますが、最近は曖昧になっている傾向があります。
日本国が定めるマッサージ免許
日本には国家資格のマッサージ師免許があります。
あん摩マッサージ指圧師
という免許です。
これがなくてもマッサージをすることは全然できるし、世の中のマッサージ師の半分以上は多分免許を持っていません。
なのでお客さん側はあまり知らなくていい免許です。
ちなみにですがこの資格があると医療・介護分野で活躍できるというメリットがあります。
マッサージ専門職のいろいろ
それでは、マッサージが行われている場所、マッサージを行っている専門家のことを説明して行くよ!
身近なマッサージ屋さんから命に関わる現場まで、色んな専門職がマッサージをしています。
街のマッサージ店
お姉さんやお兄さんが揉んでくれる、一回3,000円〜6,000円くらいのマッサージ屋さん。値段はお店によってまちまちだけど、高級なところでは綺麗なお姉さんが揉んでくれる気がする。
実は街のマッサージ店と後述する出張マッサージ店は、2000年以降に出来たんだよ。
出張マッサージ店
値段が割高だけど、家まできてくれてマッサージをしてくれるお店。深夜も呼べば来てくれる。一回10,000円〜30,000円くらい。
温泉
温泉とマッサージは相性がいいので必ずセットになっている。
マッサージ屋さんが併設されていたり、温泉宿では部屋に来てくれる。最近はマッサージ屋さんが多い。
リゾート地ではエステとかアロマみたいな表現になっている。
男性専用マッサージ店(出張を含む)
えっちなことをしてくれるマッサージ店。マッサージよりえっちなことが重視されるので風営法で管理されている。
最近では女性専用のえっちなマッサージ店もあるらしい。ジェンダーレス時代。
治療院
国家資格保有者が経営しているマッサージ店。医療寄りなのでちょっと病院っぽい。
基本的には実費だけど、希望すれば保険を使える。
病気や怪我の後遺症を治療したりできる。
接骨院(整骨院)
柔道整復師という国家資格保有者が経営している、外傷専門の治療院。
基本的に保険を使う。外傷専門というけど、最近はただのマッサージ屋さん化しているところが多い。
整形外科医院
医師の診断後、色んな国家資格保有者が怪我の治療を行う。いろいろやっているがその中にマッサージが含まれる。
病棟
理学療法士という国家資格保有者が、重大な病気や怪我のために入院している人の治療を行う。退院後の後遺症の有無を決定づける極めて重要な治療。その中にマッサージが含まれる場合がある。
美容院・理容院
美容師・理容師という国家資格保有者が髪を切ったついでにマッサージをしてくれる。
シャンプーの時に頭のマッサージをしてくれる場合もある。
最近ではヘッドスパと称して専用のマッサージサービスをしているお店も多い。
産婦人科
産後のお母さんのおっぱいの不調を取るために乳房マッサージをしているところがある。
訪問医療マッサージ
あん摩マッサージ指圧師という国家資格保有者が、寝たきりの人のところに行って、不調を緩和したり、体を動かしてあげたりする医療マッサージ。
マッサージ資格者だけができるので、近年の資格者はほぼこれをやっている気がする。
高齢化社会なのでお客さんの99%が80歳以上。あなたのご両親のところにも来るかもしれない。
マッサージと資格の話
マッサージ師をしていると資格の有無について耳にすることがあります。
日本人は資格が大好きなので名刺に書いてあるとそれだけで信用されたりするので、マッサージ師は資格を取っておいて損はないです。
んが、お客さんの方からすると、マッサージのうまい下手に資格の有無は全く関係ありません。意外に思われるかもしれないけど・・・。
マッサージはほとんど相性なので、資格があっても合わない人は合わないです。
資格があって威張っているやつほど大したことないってのはあるあるなので、相手の人柄と自分の感想で判断しましょう。
自分使うマッサージ機のいろいろ
最近ではマッサージというとお店の他にもポータブルマッサージ機やツボ押しなど、色んなグッズがあります。
星の数ほどあるのでキリがありませんが、オススメのものをちょっと紹介するよ!
マッサージガン
小型で軽くて使いやすい、マッサージ機。
ほぐしたい部位によってヘッドアタッチメントを変えられます。
手足の筋肉疲労をほぐすのに扱いやすくて丁度いい反面、背中や臀部など大きな筋肉をほぐすのはちょっと物足りないかも。
大きな筋肉には大きめのマッサージガンもあるので自分の体質によって大きさを選んだほうがいいかもしれません。
ちなみにうちのは大きめのマッサージガンがあります。
フットマッサージャー
女性の足のむくみに、空気で圧迫してくれる脚専用のマッサージ機。
太ももまでの長さがあるので立ち仕事の疲れやデスクワークの足のむくみを取ってくれます。
エアタイプなので小型にまとめられ、収納力があるのでかさばりません。
ちなみにですがこれは医療用のものがあって(多分パナソニックじゃないけれど)、病気で足がむくんでいる人は入院の間ずっとつけていることがあります。
むくみにはオススメ!
マッサージチェア
全身をマッサージしてくれるマッサージ機の椅子。最近はリクライニングして仰向けの体制になってくれるものもある。
人の手とは違うことがネックでしたが、技術の進歩によってそんなに変わらないくらいまで進化しました。ヒエエ。
デメリットとしては、メチャクチャ高い、メチャクチャかさばる。
超お金持ちで広い家に住んでいたら買ってもいい代物かもしれませんな。
低周波治療器
個人的にはどのマッサージ機よりもこれが一番効果あるのではないかと思う、低周波治療器。
皮膚に端子を貼り付け、低周波電流を流すことにより、筋肉が収縮して自分の力で血行を促進します。
小型で使いやすく、効果が高い機械。
なぜか老人はこれをよく使っているのに若い人は使わない気がする。
ちなみにうちは夫婦そろって鍼灸師なので、鍼に低周波を流す治療器を使っています。
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市販のツボ押しグッズ
機械じゃないツボ押しグッズ。百均でも売っているので簡単に手に入ります。
見た目も可愛いものがあったりして楽しいです。
以上、マッサージ概論でした。
楽しいマッサージライフをエンジョイしてね!!\(^o^)/